広島・長崎の原爆から72年目の2017年7月7日、国連で核兵器禁止条約が採択されました。条約の発効までにはまだのり越えるべき課題はたくさんありますが、被爆者たちが長年にわたり求めつづけてきた核兵器廃絶への入口にようやく辿りついた感動の一瞬でした。

昨年は、広島、長崎をはじめ全国に居住する被爆者たちが日本原水爆被害者協議会(日本被団協)を結成してから60年の節目にあたりました。禁止条約の実現は、自ら立ち上がって組織をつくり、原爆がもたらした苦しみ・被害を明らかにしてその実相を広げ、ふたたび被爆者をつくるなと国や世界に訴えつづけてきた被団協と被爆者たちの粘り強い運動があったからこそ。核兵器も戦争もない世界を実現したいと願う私たちにとって、その運動の足跡から学べることは少なくありません。

ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会では、2015年の秋から、「被爆者運動から学び合う学習懇談会」をシリーズで開催してきました(不定期、継続中)。当日、参加できなかった方々にもその内容を共有していただけるよう、各回の概要と資料などを公開します。

被爆者たちの経験と運動から学び合うために、ご活用ください。

2.25学習会写真3

 

【これまでの経過】

第8回 2017.4.8

「沖縄戦と被爆者運動―9.9学習会と沖縄交流ツアーをふまえて―」(報告者:木戸季市)

第7回 2017.2.25

「「原爆で終戦」のウソと役割」(報告者:吉田一人)

第6回 2016.11.12

「被爆者運動と裁判闘争」(報告者:中川重徳)

第5回 2016.9.9

「沖縄戦 被害・加害の実相と被害者のたたかい」(報告者:瑞慶山茂)

第4回-(1) 2016.6.4/第4回-(2)2016.7.23

「『要求骨子』から『基本要求』へ=国家補償論の発展をふり返る=」(報告者:栗原淑江)/「「要求骨子」から「基本要求」へ~国家補償論の発展をふり返る~」

第3回 2016.4.23

「原爆は人間として受忍できない=被爆40年“原爆被害者調査”ストーリー=」(報告者:濱谷正晴)

第2回 2016.4.23

「被爆者問題をみつめる」(報告者:山手茂)

第1回 2015.11.14

「原爆被害の実相を追究する―被爆者・調査・運動―」(報告者:濱谷正晴)